先日、子供達のスイミングの見学をしていました。
背泳ぎの練習をしているの息子を見て、
どうして水面ギリギリを泳いでいるのに
鼻の中に水が入らないのかな?
と不思議に思いました。
私から息子に「背泳ぎをしていると鼻の中に水が入るよね?
鼻に水が入ると痛いからお母さんは背泳ぎが苦手なんだよね」
と話すと、
息子「どうして鼻の中に水が入るの?入らないよ」と一言。
私「えーーーーー、鼻の中に水入るよ、絶対に入る、だから苦手」と
もう一度鼻に水が入ることをアピール。
息子「入らないよ、ゴーグルが合ってないから目に水が入るけど」と。
そうなんだ。
一体私の背泳ぎの何がいけないんだろう?
何かやり方が違っているにちがいない。
とりあえず、鼻の中に水が入らないことのすごさを知れて
良かったと思うことにしました。
(私は、スイミングを習ったことがないので、自己流ですが
自分の中では、人並に泳げると思っています(笑))
それから、数日後、再度背泳ぎをしている息子を見て、
あれ?
なんだかこの前の会話は
お片付けを教え始めていた時の感覚に似ている!と
思ったのです。
お片付けを教え始めた頃は、
子ども達「お片付けできない、分からない、好きじゃない」
私「どうしてできないの?こうしたらできるでしょ!」
子ども達「やりたくない!お母さんやって!」
私「まずはやってみて。できるから」と。
こんな会話をしていたことを思い出しました。
(私の口調は強めでした。反省点です。)
背泳ぎをすると鼻に水が入って背泳ぎをしたくない私と
お片付けが面倒だと感じてお片付けをしたくない子ども達の
気持ちがとても似ていることに気が付きました。
私は、息継ぎの仕方が分からないから苦手
子どもたちは、お片付けの仕方が分からないから苦手
だったのです。
どちらも
分からない!できない!事に向き合って
取組めばできるようになるのに、
つい、できない事に目がいってしまい、
どうしてできないの?
と言ってしまっていました。
私が背泳ぎできないの?
と言われたら、やはり悔しいですし、
どうしてそんなにできないというの?と
嫌な気持ちにもなってしまいます。
以前の私の子供達へのお片付けの教え方は
良くなかったと思います。
今は、一人一人と向き合って、
本人の軸をしっかりと持ち
じっくりだったり、時にはスピーディーだったり、
その時々に合わせて行うようにしています。
3秒で必要か不必要かを決めてみようという
ゲーム感覚で行う時もあり、
これが楽しいです。
今では、子ども達は、
自分自身で、ここにモノがあった方がいい!
あっちよりも、こっちの方が使いやすい!と
考えて行動を起こすことができるようになってきました。
やり方さえ分かれば、
物事は解決ができる事がお互いに分かりました。
子ども達のお片付けから見れる成長が
嬉しいです。
次は、私の背泳ぎ練習ですね(笑)
息子に息継ぎの仕方を教えてもらったので、
やってみようと思います。